教員の1冊『暮らしのなかの工夫と発見ノート 今日もていねいに。』

推薦の言葉(音楽学科 宮本浩尊)

今日もていねいに。

今日もていねいに。

本学教員からのご紹介です。

大学生の頃、私は他者との繋がりを強く欲していました。他者と関わることで「不安」を紛らわせたかったのです。当時の私は、「自分」という存在をつかみきれず、地に足を付けた生活を送ることが出来なかったのだと思います。そのことが、私に「不安」を感じさせていました。そんなとき、私は本書と出会ったのです。
本書では、日々の生活の中に「新たな発見」を見つけることで、1日1日を新鮮な気持ちで過ごすためのヒントが書かれています。例えば、「流されて一日を送るより、自分らしいリズムで過ごしたい」という言葉が書かれています。人に合わせて生活していた私に、自分のリズムで生活することの大切さを教えてくれた言葉でした。
日々を丁寧に暮らしていくことで、着実に夢の実現に近づいていけると思います。地に足を付けて歩み、夢を実現させたい人に、本書をお薦めします。


書 名:暮らしのなかの工夫と発見ノート 今日もていねいに。
著 者:松浦弥太郎 

出版社:PHP研究所
出版年:2008年


本はここにあります


 

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