学生の1冊『げんきなマドレーヌ』
2019.7.8(月)
推薦の言葉(美術学科 掛田陽子)
2018年度 貸出冊数 上位の学生からのご紹介です。
大好きな本をご紹介します。
「げんきなマドレーヌ」という絵本です。
私が、小さな頃から読んでいた絵本です。
パリの、ある古い屋敷に住んでいる、12人の女の子のお話です。
絵がシンプルで、とても見やすく、
文章も短くて、読みやすいです。
1番の魅力は、さり気ない子どもの目線が描かれていることだと思います。
病院のベッドがハンドルで上げ下げできること。
天井の染みがうさぎに見えること。
大人になると忘れてしまいそうな
小さなキラキラしたものが、描かれている絵本だと思います。
書名:げんきなマドレーヌ
作・画:ルドウィッヒ・ベーメルマンス
訳:瀬田貞二(せた・ていじ)
出版社:福音館書店
出版年:1972年
本はここにあります