教員の1冊『施設で育った子どもの自立支援 : 子どもの未来をあきらめない』

2019.2.19(火)

推薦の言葉(保育科 講師 今西良輔)

施設で育った子どもの自立支援 : 子どもの未来をあきらめない

施設で育った子どもの自立支援 : 子どもの未来をあきらめない

本学教員からのご紹介です。

 

本書は、数多くない施設で生活をする子どもたちの声を書き表している。そのような子どもたちへの関わりについても記されている。人は、子どもから大人へ成長し、社会に出て行く。子どもが巣立つ、自立するということが当たり前のように考えられている。自立するという時に、多くの子どもにとって、保護者という後ろ盾がある。では、施設生活をする子どもはどうかを考えると、親がいない、社会に阻まれることが他の人たちに比べると多くある。本書ではそのような子どもたちの生き様に触れ、自らの生活を顧みることのできる一冊となっている。私たちが自立するということはどのようなことか、私たちがごく当たり前の生活をしていることが当たり前でなくなるとどうなるのか、様々な子どもたちの声から多様な生活状況を想像することができる。この社会で生活するには、すべての子どもにどのように・どんな機会が必要なのかを考えさせられる書籍となっている。


書名 :施設で育った子どもの自立支援 : 子どもの未来をあきらめない
著者 :高橋亜美(たかはし・あみ), 早川悟司(はやかわ・さとし), 大森信也著(おおもり・しんや)
出版社:明石書店
出版年:2015年

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